美容師版ミシュランのカミカリスマが発表された。
国が、世界に発信出来る日本の仕事で美容業にスポットが当てられて、
これから来るAIの時代に、唯一AIがまだ出来ない手の仕事の美容師。
日本の美容師さんはレベルが高いので、国も世界に向けて発信をしたい職業になれた。
美容師の年収上げるためには?
私の美容師になりたての頃はというと、労働時間も長く、
夜は遅くまでスキルの練習と言う残業。
当然残業代なんてものはなかった。それが普通だったので、
何とも思わなかった。
その頃からの名残か、美容師のお給料は安いと言われがち。
誰と比べてそう言われているかは疑問だけども。
私もオーナーとして、今まで美容師さんをたくさん見てきました。
美容師は職人なので、自身が売れっ子になれなければ当然
高給取りにはなれない・・・
具体的に売上が高いスタイリストを見ていると、
共通して2つの事が優れているように感じます。
ご自分の年収をアップさせる為にも、これから話す事を参考にされてみても
良いと思います。
1つはカウンセリング力
もう1つは提案力
この2つを持っているスタイリストは人気があります。
美容師の年収上げる。カウンセリング力とは?
日頃の会話をしていても、その人のカウンセリング力は伺えます。
質問に対する答えが的確か、
返答が相手にわかりやすいか、カウンセリング能力が高いかどうかも会話から伺えます。
カウンセリング力って紐解いていくと一体何なのでしょう?
相手への興味が本質で、相手にプレゼントを渡した時の
喜ぶ姿を見たい気持ちと似ている。
顧客の喜ぶ姿をみたいなら、誰にも負けないくらい、その顧客に強烈な興味を抱いて、
ヘアスタイルと言うかたちで顧客にプレゼントする。
ヘアスタイルを満足いくものに仕上げるのに、たくさんの材料を集めをしないといけない、
これを聞き出す作業がカウンセリングなのです。
カウンセリングで素材を集めたら、あとは具現化させるだけ。
美容師の年収上げる。提案力とは?
次に提案力。
これは、顧客を飽きさせない為の取り組み。
相手を1回喜ばせたら、もっと喜ぶ姿を見たいと思うのが人間。
その為に、例えばデートも同じところに行き続けては誰でも飽きてしまう。
来週はどこに行こうか?と場所を常に考えるのと同じで、
顧客の満足は1回満たせば、リセットされて
次はどんな髪型にしてくれるかな?と期待は膨らむもの。
髪型の引き出しも、たくさん用意をしなければいけないし、
扱いやすさを求められてるならこれ。
トレンドを意識するならこれ。
自分に似合わせるならこれ。
常に情報に触れて、勉強をし続けなければいけない。
日本なら、たまに渋谷や表参道に出掛けては、
行き交う人々の頭を見れば、その時の
流行の最先端は見えるのではないでしょうか。
あと、トレンドの型は決まっていて、時代はグルグルと回っているので、
昔の雑誌などあれば、その中に今後の予測が立てられるものもある。
新規の顧客を、入口のカウンセリングでお店のファンにしたら、
提案力で継続して頂く。
ストック型ビジネスのように、毎月ご来店頂ける動機を提案すれば、
継続ビジネスに移行もできる。
美容師の年収上げる実例
世の中の美容院のお給料に当てられる%は、ほぼ決まっています。
35%~40%
これが相場です。なので、例えば大企業の平均年収の400万が
所得で欲しいと考える。40%還元のサロンだと、税抜技術売上が100万
と仮定して、その場合、お給料は40万。
40万×12ヶ月=480万
月々、100万近く売上げなければいけない事になる。
実際、100万は時流に合わせた情報を取り入れながら、
普通にやっていれば全然行ける数字です。
美容師の年収上げるのに、大切な2つのスキルまとめ
カウンセリング力と提案力を磨けば、年収は世の中の平均以上はいけます。
日々、稼ぐ事に繋がる取り組みを、少しずつでも良いのでやり続ける事。
初めは細くても、そのうち太く大きくなるので、
世の中のお役に立てる価値の提供を、
自分の出来る事の中で、育て続ける習慣がとても大切になってきます。