縮毛矯正の種類☆2パターンを解説

縮毛矯正の種類☆2パターンを解説

縮毛矯正にも種類があるのをご存知でしょうか?

・アイロン

・ブロー(酸性縮毛矯正)

・低温アイロン

ひとつひとつ解説していきます。

すべて経験・実証済みですので、

経験談を交えてお話します。

基本的に髪は、3種類すべての縮毛矯正で傷みます(汗)

髪の形状を無理やり変えるので、しょうがないですよね。

Contents

アイロンの 縮毛矯正 はどんなもの?

世の中で、最もポピュラーな縮毛矯正。

1剤のアルカリを付け、還元させてから140~180℃の

アイロンで髪を矯正していくもの。

主に、シスチン結合を切り、ストレートの並びに直して

再結合して固定する。

カットからトータルで約3時間はかかってしまいます。

なぜ時間がかかるのか?

とても繊細な技術なので、髪の状態により

箇所、箇所で薬を調整して変えます。

薬の効き方が全然違うため、薬を長く置く必要がある方もいて

時間がかかるのです。

あとは、アイロン。

1パネルずつアイロン処理をしていくので、

ここでも時間がかかります。

酸性の縮毛矯正は傷まないの?

PHが、アルカリではなく、酸性で縮毛矯正を

かけていくものです。

アイロンは使わずに、ドライヤーを使います。

髪は、等電点(髪のバランスが1番良い状態のPH)が

弱酸性だと言われています。

等電点より酸性のPHで縮毛矯正をかけていくのが

酸性、弱酸性の縮毛矯正と言われるものです。

では、前述したアルカリでかけていく、アイロンの物と比べて、

髪の傷みはどうなのでしょうか?

等電点付近のPHで縮毛をするからといって、傷みはあります(汗)

アイロンを使わないので、傷まないのでは??

そう思われるかもしれませんが、あまり変わりません。

ドライヤーの熱でも、かなり熱は上がるので、髪表面の温度は

アイロンくらい上がってしまうのです。

PHの違いは

PHがアルカリ領域と、酸性領域で何が違うのでしょうか?

髪の表面にはキューティクルがあります。

髪を保護する甲羅みたいなものです。

このキューティクルが、アルカリ領域だと、

とても開いて、酸性領域だとあまり開きません。

当然アルカリ領域で、大きく開いたほうが、その分薬剤が入るので

傷むと言う理屈になります。

では、酸性の薬剤では 、キューティクルがあまり開かないので

薬剤をしっかり入れない分、作用が弱いとされます。

なので、持ちが悪いと言う事になります。

傷みがひどい髪の毛には酸性がいい??

よく世の中では、こう言われる雑誌や記事を見かけます。

両方の縮毛矯正を扱った事がある、私の経験で言いますと、

薬剤は、双方大差ないです。

では、傷みが少なく縮毛矯正をかけるにはどうすれば良いの?

ズバリ!美容師側のスキルになります。

薬剤と言う材料を、どう髪の状態に合わせて調整するか?

調整した薬剤を、どの箇所に、どれくらい量を塗るのか?

薬剤の放置時間は?

すべて、経験値、スキルなのです。

縮毛矯正の薬剤を髪質で分けるなら

クセが強く、硬い髪の方は、アルカリ薬剤・アイロン縮毛矯正

軟毛でクセは強いが細い毛の方は、酸性薬剤・ドライヤー縮毛矯正

縮毛矯正は、美容の技術の中でも、1番傷みますし、

繊細な技術です。

縮毛矯正がうまい美容院の見分け方を知りたいですよね?

値段が¥15,000以上【カット込み】の料金なら

時間もしっかり使ってくれると思うので、失敗は少ないと思います。

ご自身でも、普段からヘアケアを気を付けられたら、

美容師側も縮毛矯正をかけやすいので、結果いいのではないかと思います。

・ヘアカラーはなるべく控える

・アイロンも低温にする

・髪をすぐに乾かす

これだけでも違いますので、やってみて下さい。